2020年から公益財団法人・介護労働安定センター(沖縄支部)より「雇用管理コンサルタント」や「メンタルヘルスカウンセラー」の委嘱を受け介護事業所や障害者福祉事業所へ訪問し、様々なサポートを実施してきました。
雇用管理コンサルでは、主に人事考課を含むキャリアパスや処遇改善などのサポートをさせて頂きこれまでの経験が活かされ有意義な取り組みとなりました。
この度、私が担当させて頂いたNPO法人重症心身発達支援事業所Toi Toi(トイトイ)の取り組みが評価され「好事例」として代表者の比嘉珠美氏が事例発表することになり、私はその発表の講評を担当することになりました。
今月19日、厚生労働省は「新型コロナウイルス接触確認アプリ COVID-19 Contact-Confirming Application(COCOA)」を配信開始しました。現在、筆者もDLして使用しています。このアプリはGoogle PlayおよびApp Storeから入手でき、対応端末で利用可能です。
個人情報が漏洩する心配がなく、個人の判断で新型コロナウイルスの感染拡大を防止に協力できることや操作がシンプルで使いやすいのが印象です。
新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について通知を受けることができるので、「知らないうちに自分がキャリアになっていた・・・・」などの不安や恐怖を緩和できるツールだと感じています。
筆者の個人的な見解ですが、これまでの報告でも感性経路不明の報告が多いことから、感染拡大を防ぐ上で有効な取り組みだと評価しています。
今回は、「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」についてご紹介いたします。
自分の健康は自分で守る セルフメディケーション
新型コロナウィルスの影響で世界中が混乱し、医療機関は「医療崩壊」を懸念し地域の自治体や関係機関へ支援を呼びかけ事態の対応に追われています。先日のニュースでは、大型連休で沖縄県に渡航する人々が6万人に達する報告があり、県知事が「Stay Home Week」を呼びかけネット上でFacebookやTwitterにより知事のコメント情報が拡散されました。日本全体が3密や自粛要請の中で自由が制限され厳しい状態が続いていいます。
そこで今回は、「自分の健康は自分で守る!」をテーマに個人で取り組むことが出来るセルフメディケーションについてまとめました。
日本は生産労働人口の高齢化に伴い、働く人々の考え方や価値観もだいぶ変わりつつあります。最近では、働き方改革と個人の尊厳、透明性、持続性、多様の遵守、母性保護、ワークエンゲイジメントの向上などが重要視されるようになりました。
人生100年時代と言われている新しいステージでは、これまで日本人が経験したことがない課題が働く人々へ課せられています。政府は、「経済財政運営と改革の基本方針2016」において、社会保障分野の取り組みとして、企業による健康経営と健康保険組合(保険者)が連携して行うコラボヘルス事業の推進を進めています。この二つの施策は、増え続ける医療費の抑制だけが目的ではありません。新しい働き方を実践するための施策でもあるように感じています。新しい働き方とは「Life up」、人生を心身健康に多くの働く人々が、共に助け合い協力し共同体となって取り組むための施策だと考えています。Life upとは「人生を豊かに共に生きること」で、ワークライフバランスを充実し、個々の個性が尊重され人々が共に助け合い支えながら暮らす新しい時代の生き方だと思われます。