本日は、7月18日に開催した「2023年度第1回生産性向上支援訓練」の報告になります。
このセミナーは、ポリテクセンター沖縄の委託事業で、介護労働安定センター沖縄支部が主催し講師として依頼があり対応することになりました。
定員25名、対象は県内の介護事業や障がい福祉事業の経営者、管理者です。
生産性向上訓練とは、厚生労働省所管の公的な職業能力開発施設であるポリテクセンター沖縄が、課題やニーズに対応した知識やスキルを習得するために実施する公的な職業訓練です。
開催1か月前にプログラムやテキスト、PowerPoint資料を作成し準備を進めました。
開催前に県内では、新型コロナの感染が拡大し中止になるのでは?と心配することもありました。
しかし、感染対策を徹底し安全を確保して開催することができました。
主な内容は・・・・・
1. キャリアパスの構築
2. 1on1ミーティングの活用
3. 介護福祉系ジョブ型雇用の実践
主に上記の内容を机上で説明しながら、午前中はグループワークで課題に対する対応策を話し合い、雇用管理の知識やスキルを習得する訓練を行いました。
午後は、モデル事業所の情報を提供し各グループで話し合いながらキャリアパス一覧表を作成するグループワークです。
研修時間は9時30分から16時30分
グループは、事業所が提供するサービス内容毎に振り分け設定しました。
今回のセミナーの特徴は、私が前職で経験したエピソードを題材に事例を通じた課題解決策を解説しました。実践から学ぶことは多くあり知識・スキルアップに役立つと考えました。
最後に各グループでまとめたキャリアパス一覧表を発表してもらい終了しました。
公的なセミナーですから事前提出の資料の内容やプログラムの構成に関する確認作業など講師として準備も大変でしたが、参加者からの貴重な意見や思いに触れたことが嬉しく、個人的には大変有意義な時間でした。
参加者の皆様、お疲れ様でした。
事業所の運営に役立てて頂けると嬉しいです。
ポリテクセンター沖縄・介護労働安定センターのスタッフの皆様へ感謝いたします。