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2022年健康経営優良法人認定へ向けた傾向と対策【速報】

ご訪問ありがとうございます。

中小企業の健康と雇用をサポートしている産業看護職&健康経営エキスパートアドバイザー「碧(あおい)M企画」の

渡嘉敷です。

 

さて、この時期は新年度へ向けて「健康経営®」に取り組む中小企業経営者や担当者におかれましては、様々な施策の立案や計画を練っていると思います。

 

 

今回は、そうした皆様へ「2022年健康経営優良法人認定」へ向けた傾向と対策についてブログを通じて情報を提供します。

 

 

ここで、提供する情報は経済産業省が3月11日に公表した「健康・医療新産業協議会第2回健康投資WG」資料をもとに編集されたものです。

是非、参考にして自社の施策の内容や取り組みに活かして下さい。

 

 

中小規模法人部門では、年々「健康経営」に取り組み「健康経営優良法人認定」を取得されている法人が増えてきました。

 

 

※出典:「健康・医療新産業協議会第2回健康投資WG」(R3年3月11)資料より

2020年824日~1127日の期間で「健康経営優良法人認定」申請受付が実施され前回の1.5倍を超える9,403法人から申請があり、7,934法人が認定されました。

 

今年度より新たに創設した「ブライト500」への申請は5,142件でした。

この結果から全国的に「健康経営」の関心が高まり、多くの企業が従業員の健康維持・増進へ向けた取り組みを実践していることがうかがえます。

健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)の都道府県別の認定数では、大阪府に続き、愛知県、東京都の順に認定法人数が増えています。

 

大阪府:611⇒1095法人

愛知県:588⇒927法人

東京都:355⇒498法人

 

 

特に大阪府の認定数の増加は勢いがあります。

業種別では、製造業の認定法人数がトップで、建設業、運輸業が続いています。

 

製造業:1689法人

建設業:1575法人

運輸業:664法人

2022年の評価基準もハードルが高くなることが予測されます。

次回の健康経営優良法人認定要件に「健康経営の評価・改善に関する取組」が必須となる可能性があります。

 

 

WG検討会の案として次の事項を変更する方向で審議されています。

 

・中項目「従業員の健康課題の 把握と必要な 対策の検討」では、

 2021年の評価項目①~③まで1項目

 2022年の評価項目①~③のうち2項目

 

・中項目「従業員の心と身体の健康づくりに向けた具体的対策」では。

 2021年の評価項目:⑧~⑭まで1項目

 2022年の評価項目:喫煙対策が必須になり⑧~⑮まで2項目

 

・大項目の評価・改善が必須

 

 

・2022年ブライト500の認定基準は、評価基準に加え「健康経営の取り組みに関する地域への発信状況」と「健康経営の評価項目における適合項目数」を評価し、上位法人をブライト500 として認定することを検討。

 

2022年の評価基準案

※出典:「健康・医療新産業協議会第2回健康投資WG」(R3年3月11)資料より

このようにWG検討会では、企業側へさらなるレベルの高い取り組みを望んでいます。

 

 

後まで読んでくれてありがとうございます。

 

感謝します。

 

参考になれば幸いです。

 

さらに詳しい情報は、ブログにて掲載していますので参考にして下さい。